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暮らしの中に“富士チタン”
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1960年(昭和35年)の生産開始以来、当社はセラミックを基材とした電子部品メーカーの事業展開を支えるべく、セラミックス材料の開発・製造及び品質の向上に力を注いできました。また、電子部品以外の分野についても、ユーザーの要請に対応した高付加価値製品の開発・供給に意欲的に取り組んできました。

特別に精製された原料をもとに、厳密な品質管理により製造された「誘電体ベース材料」は、電子材料用途の配合基材として幅広く用いられています。
中でも、炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、酸化チタンを出発原料とし、混合、仮燃、粉砕処理工程により製造される「固相法チタン酸バリウム」、「チタン酸ストロンチウム」は、主にセラミックコンデンサのベース材料として、従来から幅広く使用されています。
また、当社独自の《蓚酸塩法(共沈法)》によって製造されている「高純度チタン酸バリウム」は、微粒、均質という特徴を活かし、積層セラミックコンデンサ、PTC(正特性サーミスタ)材料などのベース材料として使用されています。さらに、電子材料の特性を改質、向上させる添加剤として使用される「スズ酸塩」、「ジルコン酸塩」、「鉛化合物」などの複合化合物も生産・販売しています。


電子部品のセラミック基材である「配合材料」に対して、独自のベース材料と長年にわたって培ってきた高度な配合ノウハウ、微粉化技術を投入。安定した磁器特性と優れた電気特性を実現した製品は、各種エレクトロニクス部品に幅広く使用されています。
磁器コンデンサ材料
高誘電率系及び温度補償用系の各種セラミックコンデンサ向けに、高品質で安定したコンデンサ特性が得られる配合材料も手掛けています。中でも、「積層セラミックコンデンサ配合材料」は、その優れた磁器特性が高く評価されています。
高周波誘電体材料
近年、急速に普及している携帯電話、カーナビゲーションシステムなどの通信関連機器に不可欠な高周波フィルター、アンテナ用高周波誘電体セラミックスに対応した高い高周波特性をもった「高周波誘電体材料」を手掛けています。
PTC材料
CRT(陰極線管)モニターの消磁回路用や回路保護用、ヒーター・センサ用などに使用されている正温度特性抵抗体・PTCセラミック素子。それに必要なチタン酸バリウムを主成分とする半導体セラミック基材として、独自の「PTC材料」は多様な分野で活躍しています。
圧電材料
超音波振動子、アクチュエーター、発音体素子、着火素子などに使用されるセラミック圧電体用の基材として使用される「圧電配合材料」です。


当社独自の製法により製造された高純度で化学的に安定した「高品位酸化チタン」は、エレクトロニクスセラミックス、ファインセラミックス、光触媒、基礎研究用などに使用されています。

独自の技術力と、高度な製造技術を基に、電子材料周辺分野の原料基材ニーズに対応すべく、「チタン酸塩」をはじめとする「複合化合物」を安定した品質で提供しています。



仮焼工程
製品試験装置
粒度分布
測定装置
X線回折
分析装置
※写真のクリックで大きな画像が
ご覧いただけます。

光通信の発展により、優れた光学特性をもつルチル単結晶が注目を浴び、当社が製造するルチル型高純度酸化チタンを原料として供給。その流動性、溶解性はルチル型単結晶の育成に最も合致したものとして高い評価を得ています。
 
携帯電話・パソコン等情報通信機器の普及に伴い、高純度チタン酸バリウムをはじめとする積層セラミックコンデンサ用材料および高周波材の需要は今後も拡大が予想されます。これに対応すべく、当社は従来の平塚工場に加え日向工場を新設し平成12年4月より操業を開始しました。これにより、当社の量産体制はこれまで以上に確実なものとなっております。  
当社が生産するチタン酸バリウム等は、電子部品の材料として世界中のお客さまに使用されおり、万全の配慮のもとで生産しておりますが、今まで以上に安心して当社製品を使用していただきたいとの考えから、平成17年10月21日付で「ISO9001:2000」を認証取得いたしました。

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