酸化チタン(触媒用途向け)

触媒は化学反応に不可欠な非常に重要な物質で、当社も触媒用途向けの酸化チタンを手掛けております。
TA 100CおよびTA
100CTは当社の独自技術により開発されたもので、平均粒子径は他のTAと同等ながら比表面積は数倍程度大きくなっています。また、構造として細孔を有し、これは他の酸化チタンにはない特性であります。
この細孔には触媒機能を持たせることが可能であり、TA100、TA100CTが触媒向け用途である所以であります。


TA 100C(左)、TA 100CT(右)の電子顕微鏡による拡大写真。
写真下の白い部分が「細孔」になります。
■TA 100C、TA 100CTの特性
比表面積 (m2/g) | 細孔半径 (ピーク) (nm) | 細孔面積 (m2/g) | 細孔容積 (cm3/g) | |
---|---|---|---|---|
TA 100C | 21 | 15〜30(22) | 20.9 | 0.16 |
TA 100CT | 27 | 10〜25(15) | 26.4 | 0.17 |
(参考) TA100 |
8 | 20〜100(70) | 8.0 | 0.07 |
