富士チタン工業株式会社

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ハイドロキシアパタイト

当社は新たな材料提供の観点から、ハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウムの一種)に着眼し、微粒品で提供できる新技術を開発しました。


■一般的な合成ハイドロキシアパタイトに比べ比表面積が大きい微粒品です。
■分散剤不使用のため、ユーザー様でお好きな分散剤を選択し、ご使用いただけます。

ハイドロキシアパタイトの特性

項目 特徴・数値
粉体色 白色
形状 棒状
Ca/Pモル比 1.5
比表面積 100m2/g

※現在開発中のため、いずれも参考値です。


TEM観察図

■一次粒子径が50-100nm程度の粒子です

※Scale bar = 50nm


重金属吸着

CdイオンとPbイオンを含んだ溶液にHAPを添加したろ液の重金属濃度を測定し、添加前後で比較。

▼規制・取り扱いの厳格な重金属CdやPbの吸着能に優れています。

■ハイドロキシアパタイト(HAP)は化学式[Ca10(PO4)6(OH)2]で表されるリン酸カルシウムの一種で医療、歯科材料、健康食品、化粧品など幅広い分野で一般的に使用されています。生体適合性も高く、安全性にも優れた素材です。
■当社HAPの比表面積は、一般的なHAPの約1.5倍となっていることから、高い吸着能・触媒能が期待できます。

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